NY原油は12年3カ月ぶりの安値 一時28ドル台 イラン制裁解除響く

2016.1.18 09:58

 17日のニューヨーク原油先物相場の時間外取引で、指標の米国産標準油種(WTI)2月渡しが急落し、一時、2003年10月下旬以来、約12年3カ月ぶりの安値水準となる1バレル=28・36ドルをつけた。イランへの経済制裁解除により原油の輸出が増え、需給がだぶつくとの見方が強まった。

 17日午後7時現在は、前週末比0・66ドル安の1バレル=28・76ドル。

 米国と欧州連合(EU)は、イランの核兵器開発疑惑に伴って実施してきた原油の禁輸などの経済制裁を解除。今後、イラン産原油の輸出が増え、世界的な原油の供給過剰状態が長期化するとの見方から売り注文が広がった。

 原油価格は、供給過剰の懸念などにより、12日に節目となる30ドル台を一時割り込み、15日には終値でも30ドルを割った。(共同)

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