【高論卓説】年初からの株安ショック 中国変調どこまで、ゆっくり待つのも手 (1/3ページ)

2016.1.19 06:48

 年初から、世界の株式市場が大きく下げている。昨年末の各種経済メディアは国際的な資源価格の低迷にもかかわらず、米国の堅調な雇用回復が消費を拡大するであろうとの見通しの下に、増益予想を根拠にして相場回復を予想するものが多かった。個人投資家もここ数年の高値憶(おぼ)えで、大きく下げるたびに今年最後の買い場とばかりに飛びつく向きも多かったようだから、ショックも大きいだろう。今回の下げでは米国のNYダウも昨年8月の水準にまで下落した。

 これは世界の経済が、いまだに当時の中国の株式市場に端を発した下落フェーズの最中にあることを再確認させたものだと考える。つまり、労働人口の増加や工業化、都市化の進展によって長く続いた中国の高度成長期が、「新常態」と呼ばれる新しい時代に入り、世界の経済がその影響を吸収している段階だということである。

 これまでは高成長が大量の資源を消費することから商品価格を引き上げ、新興国の中でも資源産出国を中心に活況を呈してきたわけだが、今、そうした時代は変わり目にある。そのことを一番示しているバロメーターが石油価格である。

今買う理由は「下げ過ぎ」以外に見つけにくい

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