印IPO活況、7倍に拡大 15年 調達額、過去5年で最高

2016.1.19 05:00

インド西部ムンバイのボンベイ証券取引所(ブルームバーグ)

インド西部ムンバイのボンベイ証券取引所(ブルームバーグ)【拡大】

 インドは、新規株式公開(IPO)が活況を呈している。現地紙エコノミック・タイムズなどによると、2015年は21企業がIPOを実施し、合計調達額は1360億ルピー(約2352億8000万円)に達した。前年と比べて7倍に拡大し過去5年で最高だった。同国は経済成長が上向くなか、航空や外食など伸びが見込まれる業種で企業の動きが活発化している。

 15年のIPOによる資金調達額をみると、首位は地場航空最大手の格安航空会社(LCC)インディゴを経営するインターグローブ・アビエーションで301億7000万ルピーに上り、過去3年で最高額だった。次いで、地場製薬大手アルケム・ラボラトリーズが135億ルピー、地場コーヒーチェーン最大手カフェ・コーヒー・デーが115億ルピーで続いた。

 地場証券コタック証券の幹部は15年のIPOについて、再生可能エネルギーや娯楽施設、物流、インフラなどの分野でもIPO実施の企業があったとし、大半は新規公開株の公募価格が初値を上回ったと指摘した。

 さらに、16年にかけても同国のIPOは盛況との見通しだ。地場投資銀行によると、16年は国営鉄鋼大手ラシュトリア・イスパット・ニガムなど、少なくとも32社がIPOを予定しているという。調達額は合計で1426億ルピーと15年を上回ると予測される。

 IPOを予定する企業のうち21社は既にインド証券取引委員会の承認を受けており、今年前半にもIPOが実施される見込みだ。同国の証券取引所幹部は、16年は電子商取引やバイオテクノロジーなどの分野でもIPOの実施が見込まれると指摘。実施件数は向こう数年間、増加傾向が続くと予測する。(ニューデリー支局)

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