全国的な鉄道網整備に注力 インドネシア、経済活動活性化 (2/2ページ)

2016.1.19 06:54

ジャワ島中部バターンを走る鉄道車両。インドネシアは主要な島々で鉄道の大型計画に着手している(ブルームバーグ)

ジャワ島中部バターンを走る鉄道車両。インドネシアは主要な島々で鉄道の大型計画に着手している(ブルームバーグ)【拡大】

 スマトラ島では南東部パレンバンで総額7兆2600億ルピアの軽量高架鉄道(LRT)の建設に取り組んでいる。都市型公共交通機関となる総延長24.5キロ、13駅の新路線は、東南アジアのスポーツの祭典「アジアン・ゲームズ」が同島で開催される18年の開通を目指す。

 また、ジャワ島では日本と中国の受注競争で話題となった、首都ジャカルタ-バンドン間の高速鉄道建設計画に関する許可がそろい、今月21日には起工式が行われる予定だ。ただし、ジョコ大統領は、総額55億ドル(約6450億円)ともされるこの計画に関して「あくまでも純粋な商業プロジェクトであり、国の予算は使わない」としている。

 さらに、現在は事業可能性調査を行っている最東部のパプア島についても、今年中に総延長400キロ、総額10兆ルピアの鉄道建設計画を実施に移す予定だ。ジョコ大統領は「早ければ7月までに、遅くとも10月には着工する」との見通しを示した。

 インドネシアは、道路と鉄道が完成すれば物価が50%になるといわれる地域があるなど、輸送インフラの未整備が経済に大きな影響を与えている。鉄道整備を計画通りに進められるか、今後、政府の実行力が問われていきそうだ。(シンガポール支局)

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