ベトナム、過去最高のFDI 15年2.7兆円、FTA締結など追い風 (1/2ページ)

2016.1.20 05:00

南部ビンズオン省の工業団地にある縫製工場。ベトナムへのFDIの約7割は製造・加工業だ(ブルームバーグ)

南部ビンズオン省の工業団地にある縫製工場。ベトナムへのFDIの約7割は製造・加工業だ(ブルームバーグ)【拡大】

 ベトナムは、国外からの直接投資(FDI)の年間承認額が2015年に過去最高を更新した。

 同国統計総局によると、昨年のFDI承認額は前年比12.5%増の227億6000万ドル(約2兆6761億円)に達した。FDIの実行額も前年比17.4%増の145億ドルと過去最高を更新した。同国は15年の国内総生産(GDP)成長率が6.7%となるなど好調な経済に加え、自由貿易協定(FTA)の締結を進めていることなどが追い風となり、国外からの投資が舞い込んでいる。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。

 FDI承認額を産業別にみると、全体の約7割が製造・加工業で合計152億3000万ドル、次いで電力・エネルギー関連が28億2000万ドル、不動産が23億9000万ドルなどとなっている。総事業数は2800件超だった。

 承認額が最大だったのは、韓国・サムスン電子の子会社サムスン・ディスプレーが事業拡大のために投じた30億ドル。北部バクニン省のスマートフォンなどのディスプレー生産施設への追加投資だ。韓国は国別の承認額でも首位となっている。

 次いで、マレーシアの電力関連企業テクニック・ジャナクアサが南部チャビン省での火力発電所建設に投じた14億ドル。英系企業などによる不動産開発事業(12億ドル)では、南部ホーチミンで同国最高となる86階建て高層ビルが20年に完成する見通しだ。

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