日本は出遅れ取り戻せるか 対イラン制裁解除、商機に期待強まる (1/2ページ)

2016.1.23 07:10

 政府が22日、石油・ガス分野の新規投資などを停止した対イラン制裁を解除したことで、企業のイラン市場への参入が本格化する。ただ、中東最大級の巨大市場を取り込もうと欧州各国や中国が前のめりに動き出しており、日本は出遅れ感が否めない。原油安で資源開発の採算性が悪化する中、思い切った投資をためらう声も上がっている。

 「イランは日本にとって良好なビジネスパートナーとなりうる極めて重要な国だ」。日本貿易会の小林栄三会長(伊藤忠商事会長)は同日発表した談話で経済制裁の解除を歓迎した。

 約8000万人の人口を抱えるイラン。自動車をはじめ日本製品の需要は高く、スズキが「大きな市場なのでしっかり販売したい」(鈴木俊宏社長)と生産・販売の再開を表明するなど商機に期待が強まっている。

だが、投資環境の整備は出遅れている

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