経済界、副作用に根強い懸念 「円安よりも為替相場安定を」 (1/2ページ)

2016.1.25 07:23

 市場で盛り上がる追加緩和論に対し、経済界からは日銀を牽制(けんせい)する発言が相次ぐ。「追加緩和による円安より為替の安定が一番」との意向だ。企業マインドの改善を狙って「黒田バズーカ3」を放っても逆効果になる恐れがある。

 昨年12月の日銀企業短期経済観測調査(短観)で、大企業・製造業の2015年度下期の想定為替レートは1ドル=118円だが、外国為替市場の円相場は一時、1年ぶりに115円台まで上昇し、企業収益の悪化懸念が出てきた。脱デフレの鍵を握る賃上げや設備投資に悪影響が及びかねず、日銀内でも追加緩和論が急浮上した。

 欧州中央銀行(ECB)が追加緩和を示唆したことで、市場は「次は日銀」と催促し、政府・与党内でも待望論が高まる。ただ、経済界には効果に対する疑問や副作用への懸念が根強い。

「追加緩和の必然性はない」

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