シンガポール、原油安で掘削装置2社が苦戦 受注キャンセルの恐れ (1/2ページ)

2016.1.27 07:42

シンガポールのリグ製造大手ケッペルの建造工場。原油価格の下落でリグ製造市場は需要が冷え込んでいる(ブルームバーグ)

シンガポールのリグ製造大手ケッペルの建造工場。原油価格の下落でリグ製造市場は需要が冷え込んでいる(ブルームバーグ)【拡大】

 シンガポールの2大掘削装置(リグ)製造会社が、厳しい経営を強いられている。オーストラリアに本拠を置く投資銀行マッコーリー・グループによると、原油価格低迷の長期化により、ケッペル・コーポレーションとセムコープ・マリンのリグ大手2社は今後5年間、「非常に厳しい状況」に置かれる見通しだ。現地紙ストレーツ・タイムズなどが報じた。

 マッコーリーは、大手2社をはじめとするシンガポールのリグ製造産業が2008~09年の世界金融危機時よりも悪い状況にあるとの認識を示した。世界金融危機時には原油価格が上昇に転じるのが早かったが、現在の原油安は長期化するとの考えだ。

 また、世界のリグ製造市場は16~18年に約150機のリグなどが納入予定になっており、供給過剰の状況にあることから、新規受注の減少は必至とされる。昨年1年間は、海底に脚を固定して甲板を昇降させるジャッキアップ型のリグの発注はゼロだったほか、1日当たりのリグのレンタル料が9万2000米ドル(約1086万円)で14年の13万米ドルから約3割下落するなど需要は冷え込んでいる。

さらに、ケッペルとセムコープに関しては…

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