物議醸す文化庁の京都移転構想 明治以来の“大改革”水面下で激しい綱引き (1/4ページ)

2016.1.30 17:08

文化庁移転をめぐる主張

文化庁移転をめぐる主張【拡大】

  • 文化庁が入る合同庁舎=千代田区霞が関(撮影・春名中)

 地方創生の一環として政府が進める中央省庁の地方移転構想で、有力視される文化庁の京都移転が物議を醸している。所管する馳浩文部科学相は前向きな姿勢をみせるが、国会対応で支障が出ることなどを懸念する文化庁側の腰は重く、一部移転で“骨抜き”を画策する動きも透ける。識者の間でも賛否は分かれており、政府が移転の可否を決定する3月まで水面下で激しい綱引きが続きそうだ。

 一部移転で“骨抜き”

 「文化財がたくさんあるという観点で文化庁設置を判断するのは一つの考え方だ」。馳氏は19日の記者会見で、京都移転に前向きな考えを示した。

 政府が中央省庁の移転候補地を募る中、京都府は昨年8月、「京都や関西には国宝や重要文化財が集中しており、文化財行政の現場が近い」として文化庁の移転を要望していた。

 ただ、馳氏は必ずしも積極的ではなかった。京都市内の移転候補地を視察した昨年12月、地元の対応に「予定地の中も見せてもらえず、がっかりした」と不満をこぼしていたからだ。

京都側の“本気度”を感じた馳氏も…

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