週明け1日の東京株式市場では、日銀が1月29日にマイナス金利を導入した余波が続き、日経平均株価は大幅続伸した。終値は前週末比346円93銭高の1万7865円23銭だった。
日銀のマイナス金利導入を好感して1月29日の米ニューヨーク市場のダウ工業株30種平均は前日比396.66ドル高となり、欧州市場も大幅上昇。東京市場でもこうした流れを受け、買いが先行した。1日の東京外国為替市場の円相場は1ドル=121円台前半で推移し、円安ドル高基調も輸出関連企業の業績改善期待を高めて買いを後押しした。
同日発表された中国の経済指標が予想を下回ったことが伝わると、上げ幅を縮小する場面もみられた。