長期金利、連日で過去最低更新 一時0.050% 東京株は大幅続伸し346円高

2016.2.1 19:08

 1日の東京債券市場では日銀のマイナス金利導入決定を受け、長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時0.050%まで低下(国債価格は上昇)し、2営業日連続で過去最低を更新した。マイナス金利導入で民間銀行が日銀に資金を預けにくくなるため、資金が国債に集まるとの思惑が出た。金融業界では定期預金の金利引き下げや、投資信託「MMF(マネー・マネジメント・ファンド)」の購入受け付け停止など、マイナス金利導入の波紋が広がっている。

 終値利回りは前週末より0.035%低い0.060%だった。1日は10年物国債だけでなく、国債の利回りが幅広く低下した。

 SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジストは「債券市場はマイナス金利の影響を完全には織り込めておらず、長期金利の適正水準をイメージしきれていない」と指摘。長期金利の見通しについては「しばらく上下に振れやすいが、中期的には低下方向でマイナスにもなりうる」とした。

 一方、東京株式市場で日経平均株価は大幅続伸し、終値は前週末比346円93銭高の1万7865円23銭と約1カ月ぶりの高値水準だった。日銀のマイナス金利導入決定を好感して前週末の欧米株式市場が大幅高となった流れを引き継いで買いが優勢となり、上げ幅は一時387円に達した。東京外国為替市場で円相場が1ドル=121円台前半と円安ドル高基調で推移し、企業業績の改善期待が高まったことも買いを支えた。

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