カンボジア コメ輸出増も目標遠く及ばず

2016.2.2 05:00

カンボジア最大のコメ輸出業者アムル・ライス・カンボジアの精米施設。同国はコメの輸出が拡大しているものの、年間輸出量100万トンの政府目標には届かなかった=プノンペン(ブルームバーグ)

カンボジア最大のコメ輸出業者アムル・ライス・カンボジアの精米施設。同国はコメの輸出が拡大しているものの、年間輸出量100万トンの政府目標には届かなかった=プノンペン(ブルームバーグ)【拡大】

  • 稲田で脱穀作業をする農民ら。カンボジアはコメの生産量拡大に向け、機械化や灌漑(かんがい)設備の整備など農業分野への投資加速などが課題だ=プノンペン郊外(AP)

 カンボジアはコメの輸出が拡大している。同国政府によると、2015年のコメ輸出量は前年比39%増の53万8000トンだった。政府がコメの輸出拡大に注力する中、中国からの需要増などに伴い輸出が急増していることが主な要因だ。現地紙プノンペン・ポストなどが報じた。

 15年のコメ輸出量のうち、中国向けは全体の約20%に相当する11万6831トンで前年比138%増だった。そのほか、フランス、ポーランドなど輸出先は50カ国以上にわたる。

 一方で、カンボジア政府は15年までにコメの年間輸出量を100万トンに引き上げる目標を掲げていたが遠く及ばなかった。

 同国の農村開発NGO(非政府組織)「カンボジア農業開発研修センター」の創設者は、農民の灌漑(かんがい)設備など農業技術に関する専門知識が不足していることに加え、機械化などに向けた農業分野への投資不足がコメの生産拡大を阻んでいると指摘する。また、ベトナムやミャンマーなど周辺国もコメ輸出を加速させる中、カンボジアはブランド米の構築など輸出競争力の向上が課題との見方をカンボジア・コメ協会の幹部は示した。

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