長期金利が過去最低更新 東証は一時600円超下落

2016.2.3 13:52

 3日午前の国債市場は、日銀のマイナス金利導入決定を受けた国債買いが一段と強まり、長期金利の指標である新発10年債の利回りが一時、前日終値より0・030%低い0・045%をつけ、過去最低を更新した。東京株式市場では、原油安や円高ドル安を嫌気した売り注文が拡大、ほぼ全面安の展開となった。日経平均株価は大幅続落し下げ幅が一時600円を超えた。

 投資家の間では、少しでもプラスの金利収入を得ようと長期国債を買う動きが広がり、1日につけた最低利回り0・050%を割り込んだ。民間銀行の経営を圧迫し、預金金利の引き下げなど暮らしへの影響がさらに広がる可能性がある。

 午後1時現在の平均株価は前日終値比476円72銭安の1万7273円96銭。東証株価指数(TOPIX)は39・40ポイント安の1412・64。マイナス金利をにらんで一時的に高まった景気回復への期待が後退した形だ。

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