中国、習近平氏を「核心意識」と呼び始める 権力集中さらに本格化か

2016.2.3 14:37

中国人民解放軍の「戦区」発足式に出席した習近平国家主席(中央)=1日、北京(新華社=共同)

中国人民解放軍の「戦区」発足式に出席した習近平国家主席(中央)=1日、北京(新華社=共同)【拡大】

 中国の習近平国家主席(共産党総書記)は1日の軍の「戦区」設立大会で「核心意識」を強化するよう命じた。「核心」は習氏自身を指しており、3月の全国人民代表大会(全人代)に向け、習氏への権力集中をさらに本格化させる可能性がある。

 「核心」は江沢民元指導部で江氏を称する際に用いられ、最高指導部を構成する他の党政治局常務委員と明確な格差があることを強調。胡錦濤前指導部は集団指導体制を採用し、胡氏を「核心」と呼ばず、習氏もこれを受け継いだ。習氏はトップ就任から3年以上たち、国家安全戦略や経済など多くの分野で自身への権力集中に成功した。

 習氏は1日、核心意識のほか「手本(とする)意識」の強化も要求。手本の対象も習氏を指しており、個人崇拝を進める考えをにじませた。省レベルの地方トップからも「習総書記という核心を断固守ろう」などの発言が相次いでおり、「核心昇格」への雰囲気づくりが始まったとの見方が強い。(共同)

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