長期金利0.020%、最低更新 野村がMMF受け付け停止

2016.2.6 05:00

 5日の東京金融市場は、日銀のマイナス金利の導入決定を背景に企業向け融資や住宅ローンなどの指標となる長期金利(新発10年国債利回り)が時間外取引で一時、前日終値から0.035%低い0.020%となり、過去最低を更新した。外国為替相場は1ドル=116円台後半へ円高ドル安が進み、日経平均株価は4営業日続落して前日比225円40銭安の1万6819円59銭で取引を終えた。

 日銀は1月29日、追加の金融緩和策としてマイナス金利の導入を決めたが、その後、円高や株価の下落が進み、効果は帳消しとなった。

 一方、大手資産運用会社の野村アセットマネジメントは5日、日本国債などで運用する投資信託のMMF(マネー・マネジメント・ファンド)の購入受け付けを9日から一時停止すると発表した。金利低下が続き、資産の運用が厳しくなると判断した。

 これまでに大和証券投資信託委託なども相次いでMMFの購入受け付けを停止しており、国内の資産運用会社11社全てが受け付け停止することになる。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。