新東名高速 観光客増加、年間1000億円の効果

2016.2.8 05:00

 新東名高速道路の浜松いなさ-豊田東両JCT間の開通で、並行して走る東名高速道路の渋滞は大幅な緩和が見込まれる。民間シンクタンクは観光面で年間1000億円規模の経済効果が生まれると試算。沿線の自治体には企業誘致が進むことへの期待も大きい。

 高速道路調査会によると、昨年10月の東名の岡崎インターチェンジ(IC、愛知県岡崎市)-豊田JCT間の1日当たり交通量は11.2万台に上る。東名で3番目に多い区間という。

 今回の新東名の部分開通は、東名の岡崎IC-豊田JCT間と並行する。

 三菱UFJリサーチ&コンサルティングが東海地域の住民約1400人を対象に実施した調査では、この区間を含む東名の三ケ日(浜松市)-豊田両JCT間の慢性的な渋滞で、観光やレジャーを控えた経験のある人が約4割を占めた。

 三菱UFJリサーチは、渋滞解消によって愛知、静岡の両県を訪れる観光客が年間で計1163万人増えると試算。観光客の増加で年間1007億円の消費が生まれると見込み「経済効果は広域的に波及する」(水谷洋輔副主任研究員)と分析している。

 自動車産業が集積する岡崎市では、新たにできる岡崎東IC周辺に工場用地を整備した。自動車部品や化学系のメーカーが用地を取得しており「東名の渋滞解消で時間に正確な物流ができると歓迎する声が多い」(岡崎市商工労政課)。

 浜松市でも新東名の浜松サービスエリア付近に工場用地を整備する予定だ。同市の担当者は「製造業が盛んな愛知県の企業に進出してきてほしい」と話した。

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