【世界市場混乱】日本政府・日銀が為替介入の観測 円急騰を阻止か

2016.2.12 08:33

 欧米の外国為替市場で11日、日本政府・日銀が円の急騰を阻止するため市場介入に踏み切ったとの観測が広がった。介入ではなく投機筋の荒い取引の一環との見方もあるが、政府がどこまで円高を容認するかを試す形で神経質な値動きが続きそうだ。

 この日、円相場は一時1ドル=110円台に急伸した後、いったん2円程度値を下げた。値下がりのスピードが速かったため、日銀が大量の円を売ってドルを買い、円安誘導したとの見方が市場関係者に広がった。

 一方で「介入であれば、さらに円安方向に戻したはずだ」(外為ディーラー)などと疑問視する声も多い。米国ではドル高が企業収益を悪化させており、経営者や議会に不満がくすぶっている。介入で直接的に相場を円安ドル高方向に動かしたとなれば米側の心証を害しかねず、日本政府としては動きにくいという事情もある。(共同)

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