ホテル活況、客室稼働率上昇 タイ15年 70%超、中国人が急増

2016.2.18 05:00

タイの首都バンコクのチャオプラヤ川沿いに立ち並ぶホテル(ブルームバーグ)

タイの首都バンコクのチャオプラヤ川沿いに立ち並ぶホテル(ブルームバーグ)【拡大】

 タイのホテル業界が活況を呈している。英ホテル調査大手STRグローバルによると、タイのホテルの平均客室稼働率は昨年、73.4%となり、2014年と比較して13.6ポイント高まった。観光業の回復により旅行者が増加していることが要因だ。現地紙ネーションなどが報じた。

 同社によると、昨年12月の平均客室稼働率は77.4%となり、過去20年で最高水準となった。また、15年にタイを訪れた外国人旅行者は過去最高の2988万人に達した。なかでも中国からの旅行者が急増し、ホテル需要が高まっている。同国政府が観光業の回復に注力していることなどから、16年の外国人旅行者数は3000万人を超えるとみられる。

 需要増を見込み、同国で事業展開するホテル各社は設備拡大を加速させている。英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループは、「ホテルインディゴ」ブランドのホテルを首都バンコクで昨年開業したのに続き、観光地として人気の南部プーケットにも設置する見通しだ。

 また、米カールソン・レジドール・ホテル・グループは向こう1年半で、タイに6軒のホテルを新規開業する計画を明らかにした。同社の幹部は、昨年8月に首都バンコクで爆弾テロ事件があったにもかかわらず、客室稼働率が平均70%だったと指摘。成長を見込み、さらに市場に攻勢をかけると意気込んだ。

 香港の不動産ファンド運用会社ガウ・キャピタル・パートナーズは、タイは今後さらに旅行者が増加しホテル需要が高まると予測されることに加え、ホテルの運用コストが比較的低いことから、タイのホテル投資は魅力的な選択肢の一つとしてみられているとの見解を示した。(シンガポール支局)

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