外国人旅行者数、目標届かず インドネシア15年 3.1%増973万人 (1/2ページ)

2016.2.19 05:00

旅行者を店に誘うレストランの店員たち。インドネシアは今年、外国人旅行者数1200万人突破を目指す=バリ島(ブルームバーグ)

旅行者を店に誘うレストランの店員たち。インドネシアは今年、外国人旅行者数1200万人突破を目指す=バリ島(ブルームバーグ)【拡大】

 インドネシアは、2015年の外国人旅行者数が増加を維持したものの、政府目標の1000万人には届かなかった。同国の中央統計庁によると、15年の外国人旅行者数は前年比3.1%増の973万人で3年ぶりの低い伸びにとどまった。世界経済の低迷のほか、山火事などが響いたもようだ。国営アンタラ通信などが報じた。

 同国政府は観光振興に注力しており、15年は45カ国にビザ(査証)なし入国を認めたほか、国外での宣伝キャンペーンを強化するなどした。こうした措置が一定の効果をもたらし、外国人旅行者は増加を維持した。

 しかし、世界経済の減速による外国人の購買力低下で旅行意欲が減速したことに加え、9月から11月にかけてインドネシア国内の山火事が深刻化するなどして伸び悩んだ。また、昨年前半に6カ国の外国人7人の死刑を執行したことも伸び悩みの要因の一つとした専門家もいる。

 ジョコ大統領は、インドネシアの観光市場の成長率が7.2%で世界平均の4.4%、東南アジア地域平均の6.0%を上回ったと指摘。同国の観光市場は堅調としたうえで、一層の成長加速を図る姿勢を示した。政府は今年の外国人旅行者数の目標を1200万人に設定している。

 目標達成の鍵となるのは、利便性と連結性の改善だ。昨年は、バリ島への旅行者が392万人で全体の4割に達し、一極集中の傾向を打破できなかった。政府は今年、カルデラ湖として世界最大のトバ湖(北スマトラ)、ユネスコ世界遺産のボロブドゥール寺院遺跡群(中央ジャワ)など10カ所を観光重点地域に指定し、道路など基礎インフラの整備で旅行者の増加を図る。

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