【太陽の昇る国へ】思い切って核装備の議論も 幸福実現党党首・釈量子 (2/3ページ)

2016.2.26 05:00

釈量子氏

釈量子氏【拡大】

  • ジュネーブで開かれた国連の女性差別撤廃委員会の対日審査会合で、日本の立場を説明する杉山晋輔外務審議官=16日(共同)

 --北朝鮮が“水爆”実験に続いて、長距離弾道ミサイルを発射しました。軍事技術向上により北朝鮮の脅威が増しています

 北朝鮮による日本への核攻撃も現実化しかねないのが実情です。

 野党は安保関連法の廃止に動いていますが、とんでもない間違いです。党利党略を優先させている場合でもなければ、空想的平和主義に逃げ込んでいる場合でもありません。リアリズムに基づく議論が必要であり、抑止力を強化すべく、日米安保の双務性を高めて、日米同盟を強化するのは当然です。その一方、米国の退潮も見据え、自分の国は自分で守るための準備を怠ってはならないというのがわが党の考えです。

 とくに、日本への核攻撃を思いとどまらせるための具体的な手立てを講じなければなりません。巡航ミサイルなどによる敵基地攻撃能力の保有を急ぐとともに、核装備という選択も排除すべきではないと思います。

 --憲法に抵触しないでしょうか

 現行憲法下でも自衛のための核保有は禁じられてはいません。非核三原則を撤廃し、米国による日本への核持ち込みを認めることはもちろん、日本として核装備も検討すべきです。現在の政治状況でこうした議論が行い難いのは理解はできますが、国民の生命・安全に責任を負う政治家たる者、現実を見据えた国防論議から逃げてはならないと思います。

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