“混乱の震源”中国にジレンマ G20、金融市場での「政策協調」焦点 (1/4ページ)

2016.2.27 07:03

中国人民銀行の周小川総裁はG20会議に合わせて開かれた国際金融協会(IIF)の会合で、景気支援のために通貨を切り下げることはないと強調した=26日、上海(ブルームバーグ)

中国人民銀行の周小川総裁はG20会議に合わせて開かれた国際金融協会(IIF)の会合で、景気支援のために通貨を切り下げることはないと強調した=26日、上海(ブルームバーグ)【拡大】

 日米欧と新興国の主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が26日、中国・上海で開幕した。米国の利上げや中国経済の失速を受け、世界の金融市場は年明けから混乱している。会議では各国が認識を共有し、27日に採択する声明で「政策協調」を打ち出せるかが焦点となる。(上海 飯田耕司、河崎真澄)

 日本からは麻生太郎財務相と日銀の黒田東彦総裁が出席。麻生氏は26日、会議への出発前に羽田空港で「株式市場や外国為替市場の不安定な動きの原因について、世界が共通認識を持たないといけない」と語った。

 中国からの資本流出が深刻化する中、国境をまたぐお金の行き来を制限する「資本規制」も議論される。黒田総裁は同日の衆院財務金融委員会で、「中国政府は、パニック的な資本逃避を適切な規制で防ぐことができる」との見解を示した。

 財政出動による景気てこ入れも議題で、日本はマイナス金利政策の導入で内需拡大を目指す考えを示す。

中国が陥った「国際金融のトリレンマ」

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