シンガポール 非石油輸出不振、1月9.9%減 中国減速響く (1/2ページ)

2016.2.29 05:00

シンガポール港のコンテナターミナル。シンガポール経済は外需の影響を受けやすいとされる(ブルームバーグ)

シンガポール港のコンテナターミナル。シンガポール経済は外需の影響を受けやすいとされる(ブルームバーグ)【拡大】

 シンガポールは、中国の景気減速による輸出不振で経済の先行き不透明感が増している。同国の国際企業庁によると、今年1月の同国の非石油部門(NODX、石油・再輸出を除く輸出)の輸出額は127億シンガポールドル(約1兆307億円)で前年同月比9.9%減だった。3カ月連続となる縮小に同国経済への影響を懸念する声があがっている。現地紙ストレーツ・タイムズなどが報じた。

 減速の主な要因は世界経済不振による需要低迷で、中でも最大の輸出先である中国向けが前年同月比で25.2%減少したのが響いた。また台湾が26.5%、韓国が14.8%と大幅減だったのをはじめ、輸出先上位10カ国・地域のうち、欧州連合(EU)とマレーシア以外は軒並み前年同月を下回った。

 輸出が成長を牽引(けんいん)する経済構造のシンガポールにとって、輸出不振は不安要素となる。政府系DBS銀行のエコノミストは、小規模で開放的なシンガポール市場にとって米国経済の停滞と中国経済の減速はマイナスの影響をもたらすと指摘。「中国が風邪を引けば、世界が風邪を引くのが現在の世界。中でもシンガポールは重症化する恐れがある」と述べた。

1月の製造業に関する調査では、工場生産が7カ月連続で縮小したことが判明

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