週明け2月29日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前週末比123・47ドル安の1万6516・50ドルで取引を終えた。経済指標の悪化が嫌気されたほか、利益確定売りにも押された。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は32・52ポイント安の4557・95だった。
ダウ平均は今年に入って大きく下落し、終値で節目の1万6千ドルを割り込むこともあったが、このところ持ち直しの兆しもみせており、月末を迎えて利益を確定するための売りが出た。この日発表のシカゴ地区の景況感指数などの指標が軟調だったことも売りを誘った。
ダウ平均は朝方、原油先物相場の上昇につれてプラス圏で推移する場面もあった。(共同)