「日本でも中国でもいいから支援くれ」 制裁で外貨建てローン膨れ、モスクワで市民ら怒りの集会

2016.3.6 10:53

5日、モスクワ市中心部の地下鉄駅前で集会を開く外貨建てローンの債務者ら(黒川信雄撮影)

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  • 5日、モスクワ市中心部の地下鉄駅前で集会を開く外貨建てローンの債務者ら(黒川信雄撮影)

 【モスクワ=黒川信雄】ドルやユーロなどの外貨建てで住宅ローンを組み、通貨ルーブルの暴落で返済が困難になった人々が5日、モスクワ市内で政府に支援を要請する集会を開いた。

 ロシアでは、2008年のリーマン・ショック以前に銀行が積極的に外貨建てローンを提供したとされる。ルーブルの価値は原油安や欧米の経済制裁の影響で、14年以降急落。過去10年間では対ドルで半分以下に落ち込んでおり、外貨でローンを組んだ人はルーブルでの返済額が膨れあがっている。

 シングルマザーで幼い子供を育てているというユーリャさんは07年にローンを組み、現在も6万4千ドル(約730万円)の残債がある。「銀行から、ドル建てでなければローンを組めないといわれた。リスクについては何も説明がなかった」と憤った。中年の女性は記者に「日本でも中国でもいいから人道支援をしてくれ」と訴えた。

 6万ドルの残債があるロマンさんは「銀行は学生にすら住宅ローンを貸していた。借りた方にも責任があるが、危険な状況を知りながら放置していた国にも責任がある」と主張した。

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