黒竜江企業、南米でコーヒー豆栽培へ 自主ブランドで販売

2016.3.7 05:00

雲南省昆明市では1日、コーヒー抽出技術の競技会が開催され、北京、上海など地区予選を勝ち上がった参加者が腕をふるった(中国新聞社)

雲南省昆明市では1日、コーヒー抽出技術の競技会が開催され、北京、上海など地区予選を勝ち上がった参加者が腕をふるった(中国新聞社)【拡大】

 黒竜江省コーヒー産業交際連盟はこのほど、連盟参加企業6社がアルゼンチンの提携農場でコーヒーの栽培を行う予定であることを発表した。同省ハルビン市に焙煎工場を建設し、収穫した生豆をブラジルの技術で焙煎、完成品を中国の自主ブランドとして販売する。

 ハルビン市では過去3年間で、喫茶店などコーヒーを出す店が400軒余り開店。コーヒーの消費量が増えている。

 同連盟の狄国臣主席によると、欧米と韓国のコーヒーチェーンが相次いで進出したことで、ハルビンはここ数年で“コーヒーの街”に変貌を遂げた。

 ブラジルに長年滞在し、南米のコーヒー豆の価値に詳しい狄主席によると、現在、中国市場に流通しているコーヒー豆はほとんどが雲南省産や海南省産で、高品質の豆は少ない。

 コーヒー豆は焙煎後7日以内に飲むのが最もおいしいとされる。同連盟が南米でコーヒーを栽培できれば、新鮮で品質が良い豆を安く提供することが可能になり、また海南や雲南に次いでハルビンがコーヒー豆の交易地になることも期待できる。

 またロシアや日本、韓国など周辺国では、コーヒーを飲む習慣はあるが栽培はほとんど行っていないことから、ハルビンがこれらの国を対象にコーヒーの輸出や中継貿易を行うことも考えられる。

 同連盟は現在、アルゼンチン・リオネグロ州の面積400ヘクタールの大農場との間で協議を進めているという。

 狄主席によると、協力農場の持ち主は華僑で、既に初歩的な合意に達している。

 今後は中国側で資金を調達する段階に入る。現在、現地視察には6社が参加の意向を示しており、今月に実施する予定だ。(中国新聞社)

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