債務軽減協議「間近に迫る」 ギリシャ支援でユーログループ議長見解

2016.3.9 09:40

記者団の取材に応じるギリシャのチプラス首相。同国の債務負担軽減に向けた協議が続いている=8日、ベルギー・ブリュッセル(AP)

記者団の取材に応じるギリシャのチプラス首相。同国の債務負担軽減に向けた協議が続いている=8日、ベルギー・ブリュッセル(AP)【拡大】

 ユーロ圏財務相は、ギリシャ支援の条件となっている改革の進展状況に関する国際債権団による審査が完了次第、同国の債務負担の軽減に向けた協議を行うとの見通しを示した。同時に、年金や民営化、財政問題で行動するようあらためてギリシャ政府に求めた。

 ユーロ圏財務相会合(ユーログループ)のデイセルブルム議長(オランダ財務相)は7日、ブリュッセルでの会合後に記者団に対し、「その時は間近に迫っている」と発言した。交渉の具体的な日程の見通しは示さなかったが、ギリシャ正教の復活祭である5月1日より前に協議は進展し得ると示唆した。

 ギリシャの国際債権団の審査責任者は再びアテネ入りするため今月8日にも出発する予定。

 ユーログループは、860億ユーロ(約10兆6992億円)規模の第3次支援に関する最初の包括的なレビューにギリシャが合格次第、債務の条件緩和が必要か、必要と判断された場合どのような措置が可能かなどについて協議することを約束している。

 一方、欧州連合(EU)とトルコは7日、ブリュッセルでの首脳会議で、移民流入を抑制することで合意した。トルコ政府が求めたEUの防御壁としての役割を担う見返りの引き上げをEUが受け入れた。

 トルコのダウトオール首相は同会議でEU当局者の意表を突く形で、トルコへの支援金を60億ユーロに倍増するよう土壇場で要請。エーゲ海を渡って欧州に押し寄せる難民の流れを止めるためのこれまで最も真剣な提案も合わせて提示、了承された。(ブルームバーグ Rebecca Christie、James G.Neuger)

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