越FDI承認額、135%増 1、2月 3186億円、FTA追い風

2016.3.14 05:00

 ベトナムは外国からの直接投資(FDI)が引き続き好調だ。同国統計総局によると、2016年1、2月のFDI承認額は、前年同期比135%増の28億ドル(約3186億円)に達した。今後も自由貿易協定(FTA)により輸出拡大が見込まれることから、同国に生産拠点の設置を計画する外国企業からの投資が殺到している。現地紙ベトナム・インベストメント・レビューなどが報じた。

 同期のFDIは、新規事業への投資額が168%増の19億ドル、事業件数が97%増の291件だった。既存事業の拡大への投資額は約8億9000万ドル、事業件数が137件となっている。分野別では全体の7割が製造業で19億9000万ドル、次いで娯楽産業が2億1060万ドルだった。

 国別では、シンガポールが首位で全体の22.8%に相当する4億3520億ドル、次いでマレーシア(2億3320万ドル)、韓国(2億240万ドル)、日本(1億6060万ドル)の順だった。

 ベトナムは、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)をはじめ、18年には欧州(EU)とのFTA発効を目指すなど積極的にFTA交渉を進めている。

 ベトナム外資企業協会の会長は、多くの外国企業がFTAによる関税撤廃などの恩恵を目当てに同国への生産拠点の移管を計画する中、政府は地方自治体に対し、環境配慮なども考慮して投資企業を選別するよう指導すべきだと警鐘を鳴らした。

 同国商工省は、TPP参加国向けの輸出額が、16年は757億ドル、17年は871億ドルで推移し、関税撤廃が予定される18年には1325億ドルに拡大すると予測。品目では、携帯電話、繊維・縫製品、履物、電子部品の輸出が急増するとみている。(シンガポール支局)

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