米国債市場、日欧が揺るがす 超金融緩和策の影響拡大 (1/3ページ)

2016.3.15 06:16

欧州中央銀行理事会後、記者会見するドラギ総裁=10日、ドイツ・フランクフルト(AP)

欧州中央銀行理事会後、記者会見するドラギ総裁=10日、ドイツ・フランクフルト(AP)【拡大】

 ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁と黒田東彦日銀総裁が金融政策の壮大な実験を推進する中、ドイツと日本のマイナス金利が米国債にますます大きな影響を及ぼしている。米国債先物のオーバーナイト取引は急増し、数年ぶりの水準に達した。米10年債はドイツ国債との連動性が2014年以降で最も高まっている。

 こうした流れは広範囲にわたる影響を及ぼし得る。ユーロ圏や日本で数兆ドル相当の債券の利回りがマイナス圏でさらに低下すれば、米国債需要が高まり、米連邦準備制度による利上げの影響を抑制する可能性がある。さらに、ECBと日銀の超金融緩和でドル高がインフレと成長を鈍らせれば、米当局の引き締めの効果は損なわれる恐れがある。

 モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントのマネーマネジャー、ジム・キャロン氏は「以前なら全てが米国債の動きと関連付けられたものだが、今は米国が他を追いかけているようだ。米国債は世界のイベントに一段と影響を受けつつある」と指摘した。

先進国の大部分では借り入れコストが低下

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