米首都の地下鉄全面運休、ケーブル緊急調査で29時間

2016.3.16 11:11

15日、米首都ワシントンの駅を出発する地下鉄車両(AP)

15日、米首都ワシントンの駅を出発する地下鉄車両(AP)【拡大】

 米首都ワシントンの地下鉄当局は15日、ケーブルの不具合から火災が起きる恐れがあるとして、15日深夜から17日の始発まで緊急点検のため29時間運休すると発表した。

 ワシントンの地下鉄はニューヨークに次ぐ全米2番目の規模で、利用客は毎日約70万人に上る。全面運休で市民の足に大きな影響が出るのは必至。連邦政府は通常通り開くが、職員の自宅勤務も認める。

 14日に火災が起き、各線に大幅な遅れが出ていた。車両に電気を供給する約600のケーブルを点検する。異常が見つかれば、運休期間を延長する可能性もある。

 地下鉄当局は「(新たに火災が起きる)危険性は低いが、生命や安全に関わる事態に発展することも排除できない」と説明した。(共同)

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。