イースター休暇を3日拡大 ベネズエラ、電力不足で全国民対象

2016.3.18 05:00

 ベネズエラ政府は17日までに、深刻化する電力危機の対策として、本来2日間のイースター(復活祭)の祝日に休暇を3日間追加する方針を明らかにした。マドゥロ大統領は当初、追加休暇の対象を政府職員のみとしていたが、全国民に拡大。これにより同国は来週、1週間の休暇に入る見通しだ。

 ベネズエラでは干魃(かんばつ)の長期化で水力発電ダムの発電量が減少しており、政府は数カ月にわたって全国で電力と飲料水を配給制に切り替え、国民に節電・節水を呼び掛けている。電力・水不足について、メンテナンスと計画性の欠如によるものとする批判がある一方、マドゥロ政権はエルニーニョ現象や政敵による「妨害行為」が影響していると主張する。

 大統領は13日、「こうした措置を講じると、電力は40%以上節減できる」と国民に理解を求めた。

 エネルギー担当相は先週、主要電源の一つ、グリダムの水位が危機的水準に達したと警告。16日にはベネズエラの電力網は崩壊の危機に瀕していないとしたものの、民間部門に対し大統領の要請を受け入れるよう求めていた。

 同国での停電対策としての祝日延長は、今回が初めてではない。2010年に当時のチャベス大統領が行政命令を出し、イースターの祝日を3日増やした。(ブルームバーグ Andrew Rosati)

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