ミャンマー、食品の品質に懸念 競争激化が要因、輸出に影響も (1/2ページ)

2016.3.18 07:32

ミャンマーの最大都市ヤンゴンにある食品市場で野菜を販売する女性(ブルームバーグ)

ミャンマーの最大都市ヤンゴンにある食品市場で野菜を販売する女性(ブルームバーグ)【拡大】

 ミャンマーは、国産食品の品質に対する懸念が高まっている。今年1月に中部マンダレーでミネラルウオーター製造10社が品質管理証明書やビジネスライセンスの不備を理由に業務停止命令を受けたことなどから、保健省食品医薬品局(FDA)は、地場食品生産者に品質管理とライセンス取得を徹底するよう警告を発した。現地紙ミャンマー・タイムズなどが報じた。

 同国の食品の品質管理は、FDAと商業省、工業省のほか、地方自治体の当局が管轄している。政府関係者は、統一した政策や品質基準の不備、省庁ごとの手法の違いに加え、市場競争の激化などもあって国内の小規模生産者が低品質の食品を流通させているとし、消費者の健康や輸出に悪影響が出る恐れがあると指摘した。

 最大都市ヤンゴンで3年間ビジネスライセンスが不備のままパンの製造販売を営んでいる男性は「金銭的に余裕がなく、ヤンゴン当局の許可しか取得していない。FDAの許可を取る気がないわけではないが、方法がわからない」とし、FDAの品質基準についても「知らない」と主張した。

 FDA幹部は、中規模以上の生産者に関しては大半がFDAの品質管理証明書を取得しているとしたが、一方で地場の小規模生産者については、多くが品質管理に関する知識が不足していると指摘。加えて、一部生産者による国際的な基準を上回る量の保存料や合成着色料などの使用を確認したことから警告を行ったと説明した。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。