英飲料業界、健康志向を加速 政府の「砂糖税」導入対策 (1/2ページ)

2016.3.18 05:00

 英政府は16日、糖分を多く含む清涼飲料の製造業者に課税する方針を明らかにした。これを受けて英国の飲料業界は、より健康志向の高い製品を開発するなどの対策に乗り出すことになりそうだ。

 英国ではこれまでも国民の肥満問題対策として、子供向けのスナック菓子や清涼飲料水のTV広告を規制するなどの動きが出ていた。今回こうした規制がさらに厳しさを増した形だ。公式データによれば英国では成人の約26%が肥満で、欧州ではハンガリーに次いで2番目に肥満率が高い国とされている。

 オズボーン財務相は同日、糖分の多い清涼飲料に対する税金、いわゆる「砂糖税」を2018年から導入すると発表。課税対象となるのは砂糖含有量が100ミリリットル当たり5グラムを超えた飲料だ。課税による初年度の税収は5億2000万ポンド(約836億円)となる見込み。税収の一部は、学校における健康増進活動の資金に充てられる。

 同財務相によると、肥満問題が英国に与えた経済的損失は年間270億ポンドに上り、国民医療制度(NHS)における肥満関連の治療費は年間50億ポンドに達するという。

 この発表を受けて、ロンドン株式市場では清涼飲料大手の株価が軒並み急落。ブリトビック、AGバーの株価はいずれも前日比5%以上、下落した。

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