中国、1世紀前の米国に類似 都市化など経済発展の教訓学ぶ動き (1/2ページ)

2016.3.19 06:50

16日、全国人民代表大会閉幕後に記者会見する李克強首相(AP)

16日、全国人民代表大会閉幕後に記者会見する李克強首相(AP)【拡大】

 驚異的な急成長から緩やかに成長を続ける経済へのシフトを目指す中国については、少子高齢化や資産バブルの崩壊、輸出競争力の低下に伴い景気が低迷した日本などの事例が引き合いに出される。筋金入りの中国弱気派の中には、ソ連崩壊のような経済破綻を予想する向きもある。

 一方で、歴史に埋もれた別のモデルもある。南北戦争を経た19世紀後半の米国だ。大規模な投資と技術革新、都市部への移動で、米国が急速な経済発展を遂げた時代だ。浮き沈みはあったが、やがて米国は世界一の経済大国に成長。中国が何年後かには奪いたいとしているのがまさにその世界一という称号だ。

 国際通貨基金(IMF)の元エコノミストでロンドンのSLJマクロ・パートナーズの共同創設者であるスティーブン・ジェン氏は「世界の他の地域と比較した支配力とスピードという点で、19世紀における米国の台頭と比べることができる。中国の台頭が世界に与える影響を見極めるには、1世紀前の米国と見比べるのが最適かもしれない」と指摘する。

 世界第2位の経済大国の中国は約40年にわたる急激な経済発展にも関わらず、首位の米国に多くの点で数十年の後れを取っている。米国の都市部人口が全体の過半数に達したのは1910~20年のいずれかの時期だが、中国では2011年に都市部住民が総人口の半数を超えた。

中国では内需依存の重要性が見直されている

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