インドネシア、発電用石炭確保に懸念 価格低迷し採算悪化 (1/2ページ)

2016.3.22 07:06

東カリマンタン州の炭鉱。インドネシアは価格低迷で石炭会社の業績が悪化している(ブルームバーグ)

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 インドネシアは発電用の石炭の確保に懸念が生じている。同国は2019年までに発電容量3500万キロワットという野心的な目標を掲げており、24年には電源の66%を自国産の石炭でまかなうとしている。しかし、石炭の市場価格の低迷で国内の石炭産出の採算が悪化し、このままでは輸出国から輸入国に転じる可能性が出てきた。現地紙ジャカルタ・ポストなどが報じた。

 同国政府は、14年にエネルギー・鉱物資源省が試算した石炭の国内埋蔵量323億トンという数値を基に電源構成比を算出した。しかし、インドネシア石炭協会と英会計大手プライスウォーターハウスクーパース(PwC)は、現在の市場価格の水準では採算が確保できる埋蔵量は73億~83億トンだと指摘する。

 世界の石炭価格は最大消費国の中国の需要減が要因で、ここ数年は下落傾向が続いている。インドネシア産石炭の平均価格も12年の前半までは1トン当たり100ドル(約1万1100円)台で推移していたものの、今年2月には同50ドルまで下落した。

こうした状況を受け、PwCのインドネシア担当者は…

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