次はヘリコプターマネー? 中銀の直接ファイナンスに期待論 (1/2ページ)

2016.3.24 05:00

 世界的な金融危機以降、日米欧を中心に世界の中央銀行が利下げを繰り返し、12兆ドル(約1347兆円)規模の資産購入による量的緩和を行ったのにもかかわらず、インフレ目標を達成できないなか、中銀が政府の景気刺激策の直接ファイナンスを担い世界をディスインフレから脱却させるべきだとの考え方が市場関係者や金融政策当局者らの間で強まっている。ノーベル経済学受賞者のミルトン・フリードマン氏が1969年に提唱した「ヘリコプターマネー」と呼ばれる戦略だ。

 米銀大手シティグループと英同業HSBC、独コメルツ銀行は、ヘリコプターマネーをテーマとする投資家向けリポートを過去2週間に相次いで公表した。世界最大規模のヘッジファンド運用会社ブリッジウォーター・アソシエーツを率いるレイ・ダリオ氏もこのアイデアが可能性を秘めていると考える。さらに欧州中央銀行(ECB)当局者の間でも、ドラギ総裁が「非常に興味深い考え」と呼ぶコンセプトについてすでに論争が行われている。

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