中国家電メーカー、高性能炊飯器を続々投入 “爆買い”刺激、日本製に挑む (1/3ページ)

2016.3.30 07:10

東京・銀座にある免税品店で購入した電気炊飯器2台を運ぶ中国人観光客。中国国内でも温水洗浄便座と並び日本製の購入が多いことが、近年話題となっていた(ブルームバーグ)

東京・銀座にある免税品店で購入した電気炊飯器2台を運ぶ中国人観光客。中国国内でも温水洗浄便座と並び日本製の購入が多いことが、近年話題となっていた(ブルームバーグ)【拡大】

 日本で電気炊飯器を買い占める中国人の行為が中国の家電メーカーを刺激している。上海で今月9~12日に行われた中国家電・消費電子博覧会(AWE)では、美的集団(ミデア)、珠海格力電器(グリー)、浙江蘇泊爾(スポール)、愛仕達集団(ASD)といった数多くの国内メーカーが電気炊飯器のハイエンド製品を発表。キャッチコピーに「日本の電気炊飯器に挑戦」といった直接的な表現を用いるメーカーも見受けられた。

 「海外調達必要なし」

 美的生活家電国内マーケティング部の任勇総経理は、自社が生産する電気炊飯器の多くが日本へ輸出されている中、多くの中国人が日本から炊飯器を持ち帰るといった現象について、「もっと高性能の製品を中国市場で展開する必要がある」と分析する。中国の製造技術はレベルでは劣っていないものの、過度の価格競争がメーカー各社を低価格製品に力を注がせることになり、結果としてハイレベルな製品が出てこなくなってしまったというのだ。

 今回美的が発表したのは、現在の電気炊飯器業界における最新技術を全て搭載した「●香鼎釜IH電気炊飯器」。内釜に8層のチタン合金を採用し、コメを芯までふっくらとみずみずしく炊き上げることが可能だ。蘇泊爾の新製品はスチーム用の水容器を付けた点が特徴で、米飯の水分量をさらに増やして食感を良くした上、炊きあがり後も一定時間ごとにスチームをあてることで、長時間保温してもパサパサにならない仕組みとなっている。

「いい電気炊飯器の購入に海外調達は必要なし」

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