ジェネリック製造大国・インドに宣戦布告 製薬業界と戦う米国の男性 (1/4ページ)

2016.4.7 05:00

インドの製薬会社ランバクシー本社。同社に対して内部告発を行ったディネッシュ・タクール氏は、インドにおける医薬品製造の安全性を高めようと、今度はインド政府との戦いに臨んでいる(ブルームバーグ)

インドの製薬会社ランバクシー本社。同社に対して内部告発を行ったディネッシュ・タクール氏は、インドにおける医薬品製造の安全性を高めようと、今度はインド政府との戦いに臨んでいる(ブルームバーグ)【拡大】

 米規制当局がジェネリック(後発医薬品)メーカーから過去最大級の和解金を得るのに協力した男性が、今度はインドの製薬業界全体に戦いを挑もうとしている。その主張によれば、インドでは安全でない医薬品が製造され、それが世界中で販売されている。

 ディネッシュ・タクール氏(48)は2013年、インドの製薬会社ランバクシーが製造や検査の不適切な医薬品を販売したとする内部告発を行った。これにより同社は米政府に対し5億ドル(約550億円)の和解金支払いに同意した。

 ◆崩壊した監視体制

 タクール氏によれば、インド製の市販薬や処方薬は米市場で2番目に大きいシェアを持つが、製造工程が劣悪な製薬会社は国内にもっとあるという。ランバクシー問題を経た後でも、崩壊した監視体制と進展しない現状にいらだちを覚えた同氏は今、インド政府に対して製薬業界における規制の全面的見直しを求める訴えを起こしている。

 「ここ2年半、私はインド政府にこの問題に注意を払うべきだと話をしようとした」と、タクール氏は話す。公衆衛生の活動家を自認する彼は米国とインドの製薬企業に過去20年以上勤めてきた。

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