ベトナムの食料支出、11年で3倍に

2016.4.8 07:33

首都ハノイにあるホム市場。ベトナムはスーパーマーケットなど近代的小売店が増加しているものの、消費者の85%は伝統的な市場で食料品を購入しているとされる(ブルームバーグ)

首都ハノイにあるホム市場。ベトナムはスーパーマーケットなど近代的小売店が増加しているものの、消費者の85%は伝統的な市場で食料品を購入しているとされる(ブルームバーグ)【拡大】

 ベトナムは国民の食料支出額が拡大している。同国統計総局によると、2015年の1人当たり年間食料支出額は560万ドン(約2万7400円)となり、04年と比べて3倍に膨らんだ。経済成長による所得上昇で14年に国民の平均年収が2052ドル(約22万4700円)となったほか、外資参入などによる小売市場の拡大に伴い、食料消費量が増加していることが背景にある。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。

 今年は、同支出額がさらに増加し、570万ドンに達すると予測される。国全体では年間食料支出額が540兆ドンになるとみられている。10年の360兆ドンから1.5倍に膨らむ計算だ。

 食料支出額は都市部で高くなる傾向がみられる。昨年は国の1人当たり月間食料支出額が47万ドンだったのに対し、都市部では約2倍となっている。

 ベトナム小売り協会のディン・ティ・ミ・ロアン会長は、同国の小売市場には外資参入が相次いでいるものの、スーパーマーケットなど近代的小売店で食料品を購入する人の割合は全体の15%にとどまっており、85%は伝統的な市場で食料品を購入していると指摘した。今後、近代的小売店での購入割合が高まるとともに、食料支出額の上昇が続くと予想される。

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