IoT普及で高まるサイバー攻撃の脅威 (1/2ページ)

2016.4.20 05:00

インターネットに接続できるオーブン。家電がハッキングされて、個人情報の流出や火事などにつながるリスクが高まっている(ブルームバーグ)

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 自動車や家電などさまざまな機器がインターネットに接続される「モノのインターネット(IoT)」の普及により、効率性や利便性が高まる機会は広がっている。その半面、トースターや冷蔵庫など「スマート」家電の乗っ取りや、企業の空調システムのハッキングといったサイバー攻撃の新たな脅威が増大している。

 英半導体設計開発会社のアドバンスト・リスク・マシーンズ(ARM)ホールディングスで広報を担当するバイスプレジデントのステファン・パティソン氏は、迫り来るサイバーセキュリティーリスクについて、企業が対応を怠ればIoTは失敗すると指摘し、対策は「まだ不十分だ」と語った。IoTは発展途上の分野で、コンピューター以外の事業用制御システムや機器を狙ったサイバー攻撃は比較的少ないものの、今後も安全とはかぎらない。

 ネットワーク機器大手シスコシステムズの英国・アイルランド部門で最高技術責任者(CTO)を務めるアリソン・ビンセント氏は、消費者向けの技術を開拓半ばの「西部開拓時代」と称する。同氏によれば、原子力発電所や化学工場など国家安全保障当局が細心の注意を払う場所の事業用制御システムの多くでは、すでにサイバー攻撃に対する防御策が強化されている。むしろ、特にプライバシーやデータの保護という観点からすれば、家電製品におけるリスクが高まっているという。

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