越、TPP恩恵享受へ課題山積 原産地規則順守や労働環境改善へ (1/3ページ)

2016.5.10 07:46

ベトナム南部ホーチミンの縫製工場(ブルームバーグ)

ベトナム南部ホーチミンの縫製工場(ブルームバーグ)【拡大】

 ベトナムは、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)に参加しているが、幅広い分野で課題に直面している。同国は2015年の輸出額が、世界貿易機関(WTO)に加盟した07年の約3倍となる1624億ドル(約17兆4200億円)に達した。TPPによりさらなる輸出拡大を目指すなか、TPPの優遇税率を受けるためには原産地規則の順守に加え、労働環境の改善などが求められる。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。

 同国の主要輸出産業である繊維・縫製業は、15年の輸出額が270億ドルに上る。うち6割がTPP加盟国向けだ。今後、TPPの発効で関税が優遇されるためには、輸出製品の原材料を国内で調達するか、TPP加盟国から輸入しなければならないという原産地規則に従う必要がある。

 ベトナムの繊維・縫製業は現在、原材料の6、7割を中国から輸入しており、同業界の関連企業約6000社のうち70%が縫製品の製造に従事、紡績が6%、染色が4%と原材料の国内生産体制があまり整っていない。

原材料の生産能力強化が大きな課題となるなか…

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