ベトナム 都市競争力、ダナン3連覇 行政窓口一本化など評価

2016.5.12 07:58

南部ホーチミン郊外の工業団地の建設現場。ベトナムは全国的に行政手続きの迅速化などが進んでいる(ブルームバーグ)

南部ホーチミン郊外の工業団地の建設現場。ベトナムは全国的に行政手続きの迅速化などが進んでいる(ブルームバーグ)【拡大】

 ベトナム商工会議所が発表した「省・都市競争力指数ランキング2015年版」で、中部の港湾都市ダナンが3年連続で首位となった。行政改革の推進などが高く評価された。国営ベトナム・ニューズなどが報じた。

 同商工会議所は米国国際開発庁と共同調査を行い、06年から同指数を発表している。15年版は地場企業1万200社、外資企業1500社の合計1万1700社を対象に調査を実施した。事業参入コストや土地収用のしやすさ、行政による手続きの迅速性や事業支援のサービスなど10項目について、63省・都市を評価し、指数化して順位付けした。

 ダナン市は同指数が68.34ポイントとなり首位を維持した。行政窓口の一本化など行政改革を進めていることなどが評価された。ダナン市は行政手続きに要する時間が短縮されたとの回答が全体の70%に上り、前回調査の67%から増加。また、公務員が効率的に業務をこなしていると回答した企業は、前回の71%から76%に増えた。

 2位は南部メコンデルタ地方ドンタップ省(66.39ポイント)、3位は北部クアンニン省(65.75ポイント)となっている。最大都市南部ホーチミンは6位(61.36ポイント)、北部の首都ハノイは24位(59.00ポイント)、最下位は中部高原地方ダクノン省(48.96ポイント)だった。

 商工会議所の担当者は、全国的に行政の統治能力が向上しているとの見方だ。なかでも事業手続きや情報アクセスなどの面で改善がみられるとしている。

 一方で、ベトナムは環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)など自由貿易協定の交渉を進めるなか、大半の地場中小企業は協定による恩恵を受けるための準備が不十分であり、行政の支援が不可欠との見解を同担当者は示した。また、外資企業による投資の誘致を加速させるため、行政はさらなる透明性向上に向けた努力が必要と指摘した。(シンガポール支局)

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