米大統領、あすベトナム訪問 アジア全域の影響力維持へ

2016.5.21 05:00

 オバマ米大統領は22日から3日間の日程でベトナムを訪問する。ベトナム戦争終結以降、同国を訪れる現職の米大統領としては3人目。

 中国がアジア全域で経済的・軍事的影響力を拡大し、南シナ海での領有権をめぐりベトナムなどと対立する中で、今回の大統領訪越は米国の影響力維持に向けた取り組みの一環にあたる。大統領は首都ハノイのほかホーチミン市を訪れる計画で、23日にはベトナム共産党指導部との会談が予定されている。

 一方、ベトナムは米国からの武器禁輸措置の全面解除のほか、戦争中に枯れ葉剤として使用されたダイオキシンの除染や不発弾処理をめぐる一段の支援などを米国に求める見込み。米が主導する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)についても協議する見通しだ。

 米ジョージ・メイソン大学(バージニア)のグエン・マン・フン名誉教授は「ベトナムでは米国に対する見方で新たな風潮ができている。疑念は後退している。象徴的な理由から、大統領の訪越はベトナムにとって極めて重要だ」と指摘した。

 武器禁輸措置は2014年に部分解除されているが、全面解禁はベトナム指導者にとって長年の悲願だ。カーター米国防長官は先月、全面解禁を支持すると表明した。(ブルームバーグ John Boudreau)

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