スイス製の看板下ろす時計メーカー (1/2ページ)

2016.6.21 05:00

ゴールドジーナが販売を計画している“非スイス製”部品による時計(同ブランド提供)

ゴールドジーナが販売を計画している“非スイス製”部品による時計(同ブランド提供)【拡大】

 スイスの時計メーカーが、スイスフランの高騰、アジアからの需要減、スマートウオッチなどの新たなテクノロジーとの争いと、多くの苦難に立ち向かう中で、最も敬遠したいのが国内の同業者による脅威だ。だが、それが今現実になろうとしている。

 スイス時計のデザイナー、クラウディオ・ダモーレ氏(40)が率いる「ゴールドジーナ・プロジェクト(Goldgena Project)」は、非スイス製の機械式時計の部品を使用した低価格製品の展開を計画している新興ブランドだ。同氏は過去13年間にわたり、タグ・ホイヤーやパルミジャーニ・フルリエ、モンブランなどの高級ブランド時計をデザインしてきた。

 2500フラン(約27万2800円)以下の価格で「スイス・メード」のラベルが貼られた時計の大半はアジア製の部品を使ったものだと、ダモーレ氏は明かす。アジア製の部品を使えば生産コストを安く抑えられる。同氏は「スイス・メードのラベルは、ただのジョークにすぎない」と持論を展開する。スイス・メードをうたえるのは、作動機構の少なくとも半額相当がスイス製で、組み立てもスイスで行われている時計だ。来年は新たな規制により、ベルト部分や胴体部分を含めた時計全体の60%以上がスイス製の部品であることが条件となる。

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