「中1のころに、教師がしょっちゅう休むんです。『なんで休むんだ?』と思っていると、日教組の活動のためだという。でも当時はそんなの日常茶飯事でしたから、おかしいことだなんて思いませんでした」
「というのはね、その先生、日教組の活動に熱心だったくせに授業は全く偏向していなかったんです。ヒトラーは生きているとかね、わけのわからないことを言う先生で、逆にそれで歴史に興味がわいた(笑)」
--すると今に至る思想の萌芽が見当たりませんね
「実体験でね。中学のころ、近くの朝鮮学校の生徒が悪さばかりしていたんですよ。で、うちの学校の不良が鉄パイプを持って乱闘していた。当時の不良はね、自分のところの生徒は徹底的に守っていましたからね。恐喝をされるので、やり返していた。でも、それも日常すぎて異常なことだとは分からなかったです」
--本なんかは読む生徒だったんですか
「ニーチェは読んだんですけどね。それと明治の偉人ですかね。当時は貧しいながらも皆、筋を通していたでしょう。今は筋が通らない。誰も一本、筋を通さないんですね」
--今に至る嫌韓活動のきっかけは何なんでしょう?