「A380」終わりの始まり エアバス、需要減で販売目標引き下げ

2016.7.14 06:36

 欧州航空機大手のエアバス・グループは12日、超大型旅客機「A380」の販売目標を需要減により大幅に引き下げ、2018年に年間12機とすると発表した。世界最大旅客機が生産を終了する見通しが浮上している。

 「A380」は商業運航を開始してからほぼ10年経つが、これまで一度もエアバスの期待に応えていない。同社は開発に費やした250億ユーロ(約2兆8837億円)の回収をかなり前に断念した。近年ではエンジン2機の双発機の登場の影響を受けて需要が枯渇気味であり、超大型旅客機の利用を積極的に進めているのはドバイのエミレーツ航空1社のみとなった。

 エアバスはコスト削減や生産機数の引き下げにより、「A380」の存続を望んでいるが、生産機数の削減幅を見ると「A380」は航空機市場からの退場の危機にひんしている。15年の納入実績は損益分岐点となる27機であり、今年は20機に減る予想だ。

 航空分野のコンサルティング会社、米テコップ・インターナショナルのハンス・ウェーバー最高経営責任者(CEO)も「A380」の現状について「終わりの始まり」との見解を示した。(ブルームバーグ Christopher Jasper、Andrea Rothman)

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