外資コーヒー、タイで拡大 年25%成長観測 スタバは500店計画

2016.7.29 05:00

北部チェンマイにあるスターバックスの店舗。タイは中間層の増加などに伴いコーヒーの消費が拡大している(ブルームバーグ)
北部チェンマイにあるスターバックスの店舗。タイは中間層の増加などに伴いコーヒーの消費が拡大している(ブルームバーグ)【拡大】

 タイは、コーヒーチェーン市場が伸びている。現地紙ネーションなどによると、同市場は現在、100億バーツ(約301億円)規模で、今後、年平均20~25%で拡大するとみられる。

 同国は景気低迷が長引いているものの、食生活の変化や中間層の増加などに伴いコーヒーの消費が伸びており、外資コーヒーチェーン各社は事業拡大に注力している。

 1998年にタイに参入した米コーヒーチェーン大手スターバックスは、今年1~6月に新たに20店を開設、店舗数は7月時点で合計262店となった。年内にはさらに20店を設置し、2018年までに300店、23年には500店とする計画だ。

 7月には厳選されたコーヒー豆を使用したプレミアムコーヒーを提供する高級志向の店舗を同国で初めて開設。消費者の志向に合わせた店舗展開を図る。

 スターバックスのタイ現地法人社長は、同国の店舗でのコーヒー販売数は現在、毎月350万杯を超えるとし、売上高はここ数年、年平均20%増を維持していると指摘する。

 また、タイでの事業展開は今後、東南アジア諸国連合(ASEAN)のカンボジア、ラオス、ミャンマー、ベトナムでの事業開拓に向けたモデルになると同社長はみている。

 タイのコーヒーチェーン市場に攻勢をかけるのはスターバックスだけではない。

 スイス系食品GFAコーポレーション・タイランドが展開するコーヒーチェーンのコーヒーワールドは、今年末までに5000万バーツを投じて新たに15店を設置、20年までに合計200店とする計画だ。韓国のホリーズコーヒーも同市場への参入を目指しているとされる。

 外資コーヒーチェーン各社が事業拡大を図るなか、今後も成長が見込まれる同市場をめぐる競争はさらに激しくなりそうだ。(シンガポール支局)

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