シンガポール、初の五輪金に大興奮 「われわれの誇り」

 シンガポールは、1965年にマレーシアから独立して以来、初めて誕生した五輪金メダリストの凱旋(がいせん)に沸き立っている。ブラジルで開催中のリオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した競泳のジョセフ・スクーリング選手が15日、シンガポールに帰国した。現地紙ストレーツ・タイムズなどが報じた。

 同選手は、13日に行われた競泳男子100メートルバタフライの決勝で、米国のマイケル・フェルプス選手らを抑えて金メダルを獲得。この快挙にリー・シェンロン首相が「われわれの誇り」とSNSでコメントするなど、国中が興奮に包まれた。

 帰国前、同選手が「きっと大騒ぎになるよ。とても楽しみにしている」と語ったとおり、チャンギ国際空港には英雄の凱旋を出迎えようと早朝の時間帯にもかかわらず、数百人の群衆が詰めかけたもようだ。

 統計サイトのスタティスタによると、シンガポールの金メダル獲得に対する報奨金は100万シンガポールドル(約7520万円)で参加国・地域中最高水準。また、同選手は五輪準備のために2013年から兵役を免除されていたが、早くも20年の東京五輪のために免除を継続すべきだとの声が上がり、当局もこれを認める方針だ。