韓国につけ込まれ…竹島を「献上」した吉田茂の誤ったシグナル (8/9ページ)

韓国による竹島実効支配に誤ったシグナルを送ってしまった吉田茂元首相
韓国による竹島実効支配に誤ったシグナルを送ってしまった吉田茂元首相【拡大】

  • 解散を表明し、記念撮影に応じる「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基氏(前列左から2人目)ら=8月16日、東京・永田町の衆院第2議員会館(斎藤良雄撮影)
  • 解散を表明し、記者会見する「SEALDs(シールズ)」の奥田愛基(左)氏ら=8月16日、東京・永田町の衆院第2議員会館(斎藤良雄撮影

 吉田がサヨクに学習させた憲法墨守の闘争戦術

 以上が、吉田が韓国に発した間違ったシグナルの第2弾。しかも、韓国を増長させただけでなく、国内のサヨクに憲法墨守に向けた闘争戦術を学習させてしまった。

 吉田政権下に開かれた衆院本会議で、共産党の野坂参三議員は党を代表して質問した。

 「侵略された国が自国を護るための戦争は、正しい戦争と言って差しつかえない。憲法草案に戦争一般放棄という形でなしに、侵略戦争の放棄、こうするのが最も的確ではないか」

 対する吉田の答弁は-

 「国家正当防衛権による戦争は正当なりとせらるるようであるが、かくのごときを認むることが有害。有害無益の議論と考えます」

 憲法第9条に関して、共産党議員と吉田の思想が倒錯している。だが、「倒錯の倒錯」「倒錯の倒錯の倒錯」は止まることがなかった。その後…

 「憲法第9条は国際紛争を解決する手段としての戦力を禁じておりますが、自衛のための戦力を禁止してはいません」

 その後…

 「自衛のための武力といえども再軍備であることには変わりはないので、武力の保持には憲法改正を必要とします」

吉田の答弁や回顧を通読すれば、国内外の情勢や世論に合わせ…