韓国の海運最大手が経営破綻、倒産へ 「韓進海運」債権団の支援拒否で再建不可能に (1/2ページ)

2016.9.1 11:00

韓国海運最大手の韓進海運のコンテナ船。同社は31日、日本の会社更生法に当たる法定管理を申請することを決定した(ブルームバーグ)
韓国海運最大手の韓進海運のコンテナ船。同社は31日、日本の会社更生法に当たる法定管理を申請することを決定した(ブルームバーグ)【拡大】

 韓国海運最大手の韓進海運は31日、取締役会を開き、日本の会社更生法に当たる法定管理を申請することを決めた。前日に銀行などの債権団が追加金融支援を行わないと決定、再建の道が閉ざされた。

 同社のメインバンクである韓国産業銀行は8月30日、過去5年間のうちの4年間で損失が出た結果、1兆3000億ウォン(約1197億円)もの現金が必要となる見通しだと明かしていた。

 韓進海運は5月以降、債権者主導の再建計画を進めていた。29日には、1兆2700億ウォンを追加で準備できるとし、筆頭株主である大韓航空から4000億ウォンの援助を受ける計画があった。しかし、韓国産業銀行は30日、「債権者は韓進海運の計画を承認できないと判断した。同社が立て直しを果たせるかは不透明だ」と発言した。

 海運専門調査会社の仏AXSアルファライナーによると、韓進海運は船腹量で世界7位の海運会社で、市場シェアは2.9%。

 韓進海運が置かれた苦境からは、コンテナ船業界が健全な状態にはないことがうかがえる。2008年の金融危機による壊滅的なダメージを受けて以降、コンテナ船業界は綱渡り状態が続く。デンマークのAPモラー・マースク、ドイツのハパックロイド、フランスのCMA・CGMといったコンテナ輸送海運大手は、需要復活の兆しが見えない中、統合や買収、費用削減などのあらゆる手を尽くしている。

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