マレーシア、バイオ燃料「B10」年内義務化へ パーム油需要拡大図る (1/2ページ)

2016.9.27 07:14

パーム油の原料となるアブラヤシの実を仕分けする作業員。マレーシアはパーム油の生産量が世界2位だ=マレー半島北部ペラ州(ブルームバーグ)
パーム油の原料となるアブラヤシの実を仕分けする作業員。マレーシアはパーム油の生産量が世界2位だ=マレー半島北部ペラ州(ブルームバーグ)【拡大】

 マレーシアは、パーム油を使用したバイオディーゼル燃料「B10」の普及を促進する。燃料業界関係者によると、同国政府は普及が遅れていた「B10」の導入を年内に義務化する見通しだ。同国はパーム油の生産量が世界2位で、国内での需要拡大などを図るためバイオディーゼル燃料政策を推進している。現地紙スターなどが報じた。

 「B10」は、軽油90%に対しパーム油から精製したメチルエステルが10%の混合比率となっている。同国では自動車燃料として、パーム油の混合比率が5%の「B5」が2011年6月、同7%の「B7」が14年11月に、導入が義務付けられた。政府は今年6月から「B10」への移行を予定していた。

 しかし、パーム油の混合比率が高まることで、エンジンが損傷するなどの影響があるとした自動車メーカーとの協議が続いていたことなどから、「B10」の導入が延期されていた。

 マレーシア・バイオディーゼル協会の会長は「自動車メーカー各社などとの技術的な問題は解決している」と述べ、さらなる導入延期はないとの見方を示している。また、マレーシア・パーム油委員会は「B10」の導入に向けてあらゆる試験を実施したとし、インドネシアやコロンビアでは「B10」に加え、さらにパーム油の混合比率が高いバイオディーゼル燃料が問題なく活用されていると指摘する。燃料業界関係者は「B10」の導入は、マレーシアのパーム油産業に大きな転機をもたらすとみている。

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